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思い出系の物をきれいさっぱりと捨てる

思い出系のものをどんどん捨てよう！

写真は、構図や写真自体の写りが良い物だけをごく少量チョイスするか、
写真屋さんで未現像フイルム、現像済みネガ、プリントからの、
CDへの書き込みをしてもらう。フィルムスキャナやスキャナがあれば、
自分でディスクに取り込んでデータ化してしまえば収納場所は相当食いません。

でも、はっきりいってしまい込んだものって、見ることはありませんから、
よく選んでどうしても残したいものだけにしましょう。
写真って同じアングルからのものがダブっていたり
似たようなものがけっこう多い。写りの悪いのも。そういうものから、まずは処分。
そこからまたいらない物を分けていくと、とっても少なくなりますよ。

素敵な写真だけを選んで、自分だけのハードカバー写真集や
本にしてくれるサービスもあります。
厳選した写真を使った自分だけの絵本は、宝物になりそうです。

卒業アルバムや文集。私、もらった側から捨ててました･･･
卒業アルバムって、心に残っている思い出と呼べるようなシーンが
全く入っていないんです。

ビデオやカセットテープ。撮ったはいいけど、見ないですよね・・・
大体、デッキがもうなかったりして。よっぽど大事な物なら、
DVDに起こしてくれるサービスがあるので、そうすればいいだろうけど
多分見ないでしょう・・・。1本3時間以上のテープ、
見る時間なんて無いですし。

たまった本やCDやDVD、ビデオは買取に出しましょう。
初めから買わずに借りてしまうのも手ですが、もうたまってしまっているものは
買取をしてもらえます。レコードや楽器関係はオークションに出品することもできます。

子供が小さかったときの物、いろいろ。
その子が大きくなって子供ができたら着せようなんて、
やめたほうがいいです。新しくて、子供に合ったもののほうが良いし、
そんなに長く、きれいに保管しておくためには時々出して干したり
防虫剤を入れなければなりませんから、相当な労力が要ります。
長く保管しておけばシミができたり、きたなくなります。

子供だからどうせ汚すし、と思うかもしれませんが子供の少ない時代、
子供ができれば新しくかわいいものを買いたくなるでしょうし
時代に合った、機能的なものを使うほうが便利かと思います。
大体、子供を生まないかも知れないわけですし。
まだきれいなものなら、手近にちょうど使うことのできる子供がいれば
あげてしまったり、喜んで貰っていただける方がいなければ
捨ててしまいましょう。

学生時代の制服やユニフォームなども、誰か使うことの出来る、喜んで使ってくれる
人が身近にいれば、ゆずりましょう。いなければ、処分するしかありません。
ブランドの洋服は買取してもらえるものもあるかも。

年賀状。届いたときは見るけれど、その後見ることは皆無。ファイリングする手間も、
しまう場所も馬鹿にならない。しまっておくためだけにファイルを買うのも
無駄ではないでしょうか。送って、届く、ご挨拶というのが年賀状の役目なので、
お正月に楽しく見たら、役割は終わっています。
取っておく必要は無いでしょう。

手紙も、よほど大事な手紙で無い限り、取っておくほどのものって、
ごくわずかではないでしょうか。

使わないで場所をとっているピアノ。大きすぎて部屋や生活に合わない家具。
面倒だからといって放置していませんか。

思い出系の物体を洗いなおして見ていくと、
思い出系の物体は、その思い出の当事者以外には何の価値もなく、
当事者にですら価値が無いものがほとんどであることに気づくはずです。

そのことに気づいたら、どんどん作業が進みます。
どうしても処分できない場合、荷物を預かってもらうサービスもありますよ。
手元に無くなったら、捨てる決心もつくかも。

新しい思い出を記憶に残そう

大切なのは価値の無い物を大事にすることではなく、
思い出という記憶、思い出にある人たち、これから新しくできていく思い出の記憶、
その記憶を共有していく人たちです。

無価値な物を後生大事に持って溜め込むより、すっきりと整理して
新しい思い出を記憶に残したり人と共有したほうが幸せではないでしょうか。
物より人を大事に、素敵な時間、有意義な時間を過ごしていくことではないでしょうか。
さっぱりとして、もっと気分良く時間を過ごしてみませんか。

大切な物とそうでないものをより分けて整理し、大切なものだけを残してはみませんか。
物が無くなった方がむしろ、大切な記憶が、正しく大切に扱われる気がします。

私には、思い出系の持ち物がほとんど、ナイ。
冷たいと思われるかもしれないけれど、ひどいやつだと言われるかもしれないけれど、
要らないんだもの。
物を大事にしないやつだと言われるかもしれないけれど、
使わない物は大事じゃないんだもの。
物がないからといって、さみしくないんだもの。

持ち物が減って身軽になるのは気持ちが良いです。
本当に大切なものがなにか、見えてきます。
自分にとって大切なものに囲まれて気分よく、大切な人たちと新しい思い出を
記憶の中に作っていくことはなんとも素敵なこと。
自分のなかにそんなことが積み重なっていくほどいいことって、あるかしら。

とらえ方や考え方しだいで物の価値や存在理由って、変わるものです。

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